私の地元で農林水産省が昨年度に農業法人の水田で行った,地下パイプラインと情報通信技術を組み合わせた実証試験結果が新聞に掲載されていました。
要約すると自動給水栓や地下水位を制御するシステムを設置して,スマホやパソコンから遠隔操作で田んぼに水を張るようにしたわけで,従来の手作業も並行して進めて比較したところ時間が半減したそうです。
遠隔操作のメリットは夜間で自宅からや出張先などいつでもどこにいても水張りが出来る事です。
時間と場所に束縛されず農業が出来る事は,若者の参入などの後押しも期待され画期的だと思います。
実は稲の品質には水質と水温が大きく影響すると聞いた事があります。
所有する田んぼが点在している農家も多く,水張りだけでも時間が結構費やされます。
今回の自動化で夏場に温度の低い地下水を気温が下がる夜間に水張りが出来れば,稲にとっても最適な給水になります。
農業の衰退化が懸念されている日本ですが,まだまだ知恵を絞って負担を減らせば就農者の増加も期待できる分野です。
日本の食料自給率に明かりが見えた記事でした。